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「個別化医療に向けたデジタルヘルスケア・ソリューションの創出」を開催
Digital X Medical Open Innovation
February 1, 2022
BrainEnergyは、デジタルヘルスケア領域で実績をお持ちの日本生命保険相互会社様、コニカミノルタ株式会社様をお迎えして、個別化医療に向けたデジタルヘルスケア・ソリューションの創出に関する3社対談を行いました。デジタルヘルスケア領域のパイオニアである各社の最新事例や事業構想の紹介を通じ、デジタルヘルスケア・ソリューション創出に向けた共創という観点でディスカッションが行われました。

【対談の背景と内容】
「AIによる診断支援」「アプリで病気治療」等、健康・医療・介護の領域に最新技術の導入が進み始めたことで、領域のデジタル化も着実に浸透し、デジタルヘルスケア領域では多くのビジネスチャンスが生まれています。「診断・治療」「リハビリ・介護」に加えて、個人の日常的な「健康維持・増進」のデジタル化も進んでおり、ヘルスケア領域には住宅・食品・スポーツ・旅行・保険等の異分野業界が関わるようになってきました。

日本生命様からは、企業・従業員・家族の健康増進を目的としたデータ分析、健康増進施策支援、予防プログラムなどの現状と今後の構想等についてお話いただきました。同社はパートナー企業との協業を通じ、糖尿病予防プログラム、セルフモニタリングプラン、リスク予測サービスなどを提供されており、ユーザーの健康増進支援の取り組みを積極的に展開されています。

コニカミノルタ様からは、医療情報ICTサービスの概要や先進的な取り組みについてご紹介を頂きました。同社は医療機関のデジタル化を支援するサービスを展開しており、医療情報や画像処理の提供に加えて、医療機関同士のデータ共有や遠隔医療に向けた施策を実行されています。

BrainEnergyは医療機関と膨大な中枢神経データを解析してきた実績があり、脳機能と個人の健康をサポートする技術開発において、パーソナルヘルスケア・ソリューションの方向性について議論を行いました。例えば認知症は、近年の研究により個々人の生活環境や習慣と大きく関係していることが明らかとなってきています。人々のQOL向上を目的としたヘルスケアソリューション開発を進める上で、脳機能という着眼点も今後の大きな潮流となる可能性が示唆されています。

デジタルヘルスケアの世界市場は、2025年には約4800億米ドルに達すると予想されています。COVID-19に対応した各国政府の取り組みなどにも起因して、モバイルヘルス、健康情報管理、遠隔医療等のインフラ構築、医療関連サービスの円滑な提供に向けて各事業者が開発を進めていることから、今後デジタルヘルスケア市場のさらなる成長が予想されています。


【オンライン対談の開催概要】
▪参加者: 日本生命保険相互会社様
     コニカミノルタ株式会社様
     BrainEnergy株式会社
▪トピック:個別化医療に向けたデジタルヘルスケア・ソリューションの創出


【ご参加者様概要】
▪日本生命保険相互会社様
生命保険業界のリーディングカンパニーとして、世界でもトップクラスの顧客数、総資産を保有しています。リスクに備える保険に加えて、リスクを軽減するヘルスケアサービスを提供することにより、保険事業のサービス高度化の実現を目指されています。

▪コニカミノルタ株式会社様
カメラ・写真フィルム事業で培った「材料」「画像」「光学」「微細加工」等のコア技術を進化させ、現在はオフィスサービス、ヘルスケア、センシング、画像IoT等の先端的な事業を進めています。特にヘルスケア領域においては、画像診断、医療ICTサービス、早期診断、検査サービス等を展開しています。

▪BrainEnergy株式会社
BrainEnergyはこれまで国内・海外の医療機関や研究施設と膨大な中枢神経データを解析してきた実績があり、脳活動と身体の働きをサポートする技術開発やバイオフィリックデザインとデジタル医療技術による空間構築に取り組んでいます。